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2026年5月13日
ミネベアパワーデバイス株式会社
次世代パワー半導体技術の実用化と普及を目ざす「びわこ半導体構想」に参画
~次世代材料GeO2の可能性を探る、新たな産学連携に賛同~
ミネベアミツミ株式会社(本社:長野県、代表取締役会長CEO:貝沼 由久)の連結子会社であるミネベアパワーデバイス株式会社(本店:茨城県、取締役社長 鈴木 雅彦、以下、「ミネベアパワーデバイス」)は、立命館大学発ベンチャーであるPatentix株式会社(本社:滋賀県、代表取締役社長:衣斐 豊祐)が推進する企業間連携を目的とした「びわこ半導体構想」に賛同し、次世代半導体材料(二酸化ゲルマニウム、以下、GeO2)を使用するパワー半導体による省エネ・グリーン化を目ざす活動に正式に参画したことをお知らせいたします。
参画の背景と今後の展望
現在、世界的な脱炭素社会の実現に向けて、電力変換効率の飛躍的な向上が求められる中、GeO2は既存のSiC(炭化ケイ素)やGaN(窒化ガリウム)等を凌ぐ高耐圧・超低損失を実現しうる次世代材料として、酸化ガリウム(Ga2O3)等と並び注目を集めています。
ミネベアパワーデバイスは、これまで、高耐圧・大電流・高信頼性パワー半導体の設計・製造・パッケージング技術を強みとして、社会インフラを支えてまいりました。ミネベアミツミグループが掲げる「社会的課題解決」を中核とした成長戦略のもと、アナログ半導体事業の要として、これまで以上に精力的な技術開発と事業拡大を推進しております。本構想への参画を通じて、将来の技術トレンドを的確に捉え、ミネベアミツミグループの持続的な成長に向けた研究開発を推進してまいります。
びわこ半導体構想について
びわこ半導体構想は、二酸化ゲルマニウム(GeO2)パワー半導体のサプライチェーンを早期に確立し、国際的な半導体競争力の強化に貢献することを目指します。本構想は、GeO2パワー半導体の実用化・普及に向け、参画企業・研究機関が連携し、省エネルギー化に貢献する技術革新を創出することを目的としています。
主な目標:
- GeO2ウェハーのサプライチェーンの構築
- GeO2パワー半導体の実用化・普及
- GeO2パワー半導体搭載製品の共同開発
本構想における当社の主な役割(予定)
- デバイス化に向けた基礎特性の検証
GeO2半導体デバイスの潜在能力を最大化するため、デバイスメーカーとしての視点から基礎特性検証および信頼性の評価に貢献します。 - 実用化の鍵を握る「デバイスが要求する仕様」の検討
長年の実績に基づき、市場ニーズに即したパワー半導体に必要な要求仕様や品質基準を材料設計へフィードバックし、早期実用化に向けた指針策定を支援します。
ミネベアパワーデバイスについて
ミネベアパワーデバイスは、産業や社会インフラの電化・電動化におけるキー・デバイスであるパワー半導体製品を提供している半導体メーカーです。ミネベアパワーデバイスは、高度なパワー半導体技術とモジュール化技術をベースにした小型化と高性能化を両立した特徴のある製品を数多く生み出し、成長が期待される市場において、確固たるポジションを確立しております。特に、高耐圧SiC、高耐圧IGBT、EV向けSG(サイドゲート)-IGBT、高圧IC、オルタネータ用ダイオード等のパワー半導体においては、豊富な技術開発力を背景として、優位性の高い技術・製品を有しています。
ミネベアミツミについて
ミネベアミツミは、機械の回転をスムーズにするミニチュア・小径ボールベアリング(軸受)や、1直リチウムイオン電池用保護ICなどをはじめとする、超精密加工技術を代表するコア技術を中心に、半導体、モーター、センサーなど、様々な機械・電子部品を手がける相合(そうごう)*精密部品メーカーです。当社の超精密技術は、エアコン・掃除機・ドライヤー、ゲーム機などの家電製品、スマートフォン・パソコンなどの情報機器、自動車・航空・宇宙製品、そして医療機器など、幅広い分野で使用され、目に見えないところで皆様の生活をお支えしております。
* 相合:総合ではなく、相い合わせることを意味する造語。
当社グループのあらゆるリソースを掛け合わせ、相乗効果により新たな価値を創造する。
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ミネベアパワーデバイス株式会社
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